Keeping Children Safe in Education(KCSIE)のもとで、英国の学校が必ずフィルタリングすべき内容、保護者として確認できること、学校管理端末と家庭の端末の違いをまとめます。
英国の多くの学校では1人1台の端末(小学校はiPad、中等学校はChromebookやWindowsノートPCが多い)を貸与するか、BYOD(私物持ち込み)方式を採用しています。これらの端末はMDM(モバイルデバイス管理)に登録され、学校がフィルタリング・アプリ制限・利用記録を適用できるようになっているのが一般的です。保護者には、校内と家庭での双方について、何がフィルタリングされ何がされないのかを確認する権利があります。
法定の学校フィルタリングとモニタリング
イングランドのKeeping Children Safe in Education(KCSIE)のもとで学校が設定
KCSIE(イングランドの学校向け法定の安全配慮ガイダンス)のもと、すべての学校はフィルタリングとモニタリングの仕組みを備えなければなりません。多くはUK Safer Internet Centreの「適切なフィルタリングとモニタリング」基準に照らして検証されています。学校のDSL(Designated Safeguarding Lead)に、どのシステムを使っているか尋ねることができます。
学校端末の家庭利用
学校のアクセプタブルユースポリシー(AUP) — 学校事務室に写しを請求
学校によっては常時VPNやDNSプロファイルでフィルタリングが家庭にも及びますが、校内ネットワーク内だけでしか機能しない学校もあります。家庭側の設定にはこの区別が不可欠です。
家庭Wi-Fi側の扱い
ご家庭のルーターまたはDNSサービス
CleanBrowsingやNextDNSのような家庭側DNSフィルターを重ねれば、放課後に学校のMDMが弱まっても穴をふさげます。
個人アカウントの分離
学校から貸与されたGoogleまたはMicrosoftアカウント
学校管理端末で個人のGoogleやAppleアカウントにサインインすると、個人データが学校のシステムに同期される可能性があり、学校のAUPに違反する場合もあります。両者は厳密に分けてください。