お子さんが準備できているかをどう判断するか、手渡す前に何を設定するか、そして喧嘩にならずにルールを伝える方法をご紹介します。
英国の多くの子どもは9歳から11歳の間に初めてのスマートフォンを手にします。一人で登校するようになった、習い事に保護者なしで通うようになった、あるいは友達がみんな持っているといった理由がきっかけになることが多いです。そのプレッシャーは突然で圧倒的に感じられることがあります。判断は単なる「はい/いいえ」ではなく、「どの機種を、どのアプリで、何時間まで、どんなルールで、そして成長に合わせてどう見直していくか」という多面的な決断です。
この判断を早く下すことよりも、正しく下すことの方がはるかに大切です。スマートフォンは、子どもにインターネット、グループチャット、世界中の人との接触という私的な窓を与えます。適切な安全対策のもとで使えば、外出時に安全に過ごす助けにもなります。準備なしで持たせれば、幼い子どもがグルーミング、有害コンテンツ、グループチャットでのトラブル、睡眠の乱れにさらされる恐れがあります。
そのスマホが安全のため(電話、位置情報、連絡用)なのか、SNS用なのかを決めます。自分自身に正直になってください。
適切なペアレンタルコントロールに対応した機種を選びます。スクリーンタイムとファミリー共有が使えるiPhone、またはファミリーリンクが使えるAndroidです。コントロール機能のない古い端末をそのまま渡すのは避けましょう。
お子さんが見る前に端末をセットアップします。あなたのアカウントに紐づけた子ども用アカウントを作成し、年齢に応じた制限をかけ、アプリ内課金を無効にします。
使い始める前に、書面の家族合意書を作って一緒にルールを決めます。使用時間、使える場所(食事中や夜間の寝室では使わない等)、嫌な思いをしたときの対処を盛り込みます。
2週間後と6週間後にチェックインを予定しましょう。最初の1か月はルールが緩みやすい時期です。
What not to say
見知らぬ大人から連絡が来た、性的な内容のやり取りがあった、画像を送ってしまったといったことがわかった場合は、スクリーンショットを撮り、メッセージは削除せずCEOP (https://www.ceop.police.uk) に通報してください。お子さんが切迫した危険にある場合は999に通報してください。日本では110番(警察)または189(児童相談所虐待対応ダイヤル)もご利用ください。
Last reviewed: 2026-05-17